ハードオフビーツのすゝめ

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春を満喫することなく、どこか蒸し暑い季節が到来してきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

筆者の家ではもうすでにクーラーが稼働しています。お盆にはとける

 

どうもThe.Itackworksの紅一点、Namewave鮭とばです。

 

the-itackworks.hatenablog.com

先日のカレー記事読んでいただきありがとうございました。

もっと別のことに時間使いなよ。ドーナツ食うとかさ。

 

あれ3日かけてようやく食べ切ったんですよ。連日のスパイスでお腹もごろごろしてます

一気に5つも袋を空けると余らせるだけでなく太りますよみなさん

 

 

さて、今回の記事なんスけど、

今回は皆さんと一緒に、僕の記事やツイートの頻出単語「サンプリング」について勉強したいなあと思ってます。(読者減りそうな展開だ〜)

 

サンプリングとはなんぞや

説明しようにもどこから説明したら良いのか…まず私なんかが語って良いのか…めんどい…

みたいなメンタルになってたんですけど、調べたら早速まとめていただいている偉大な先人がいるものですね。

 

筆者の圧倒的知識不足を補ってくれるインターネット本当だいすき 好(ハオ)…

dtmer.info

なるほど。

サンプリングについて簡単にまとめると

 

  1. 既存の楽曲、SE、セリフ、環境音…などといった「音」を音楽に再利用すること
  2. サンプラーDAWがあれば、楽器を使用しなくてもサンプリングした音だけで曲ができる
  3. 誰かの創作物の転用になるので著作権的にはグレー

 

みたいな話だったね多分!

 

1.については今はやってるものだとlofi hip hopとか馴染み深いんじゃないかな。


lofi hip hop radio - beats to relax/study to

こんなやつ。環境音とか意味深なセリフとかがサンプルかな?上ネタとかもそうかも。

 

2.についてのサンプラーなんですが、簡単に言えばボタン押したら録音した音が出るやつですね。MPC1000とかが有名かな。

実はアタシ一台持ってまして。

Roland ローランド コンパクトサンプラー SP-404SX
 

これなんですけど、所持して3年いまだに使いこなせないんですよね。

DAW上で並べた方が個人的には楽なので、STUTSをイメージしてる方に申し訳ないっす

マルチエフェクターとして使うと面白いです。

 

DAW…Logic ProとかAbleton LiveとかCubaseとなどといったやつですね。

できた曲を流しながら揺らしながら撮ってる画面、あれです。

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隠キャは揺れるのが好きなんですね。

一見複雑そうなんですけど、音鳴らすくらいなら多分すぐわかりますよ。

今すぐやってみたい人はiphoneガレバンとか開いてみるといいです

 

3.これなんですけど、メイクマネーとかしなければ趣味の範囲内なのでセーフなんじゃないかなって思ってます。

あと、少しスピったこと言うと、頑張ってセンス磨いてリスペクトを感じられる作品を産めば良いのかなあとか考えたり。

仮に僕がアルバムとかbandcampで出したらみんな0円でダウンロードしてね。

あそこは投げ銭制なので。

 

まあこんな感じで、筆者はもともと音楽に関しては聴き専・楽器弾けんマンだったので、人によってはパクリとか盗作とみなすであろう、このサンプリングというカルチャーが魔法のようだったのです。

 

でもやり方わかんないなあ…とか思ってた矢先のことでした。

 

HARD-OFF BEATS

学生のお遊び企画のクオリティちゃうやんこれ

大学2年の頃だったかな。

 

ロック畑の人も(多分)知ってるであろうトラックメイカー、tofubeats。水星作った人だね。

彼が監修する、HARD-OFFで購入したレコードのみをサンプリングの素材としてオリジナルの楽曲を制作する企画『HARD-OFF BEATS』なるものを見つけまして。


HARD-OFF BEATS 2011 #2 〜制作編(tofubeats)〜

 

最後に実際に作った曲流れるんですけど、これ1000円で買ったレコードのみで作ったなんて信じられませんよね…

レギュレーションの中で作るからこそ幅のある楽曲制作ができるのかなあなんて思いましたよほんま。

 

あとこの前にある買い出し編もぜひみて欲しいんですが、水曜どうでしょう感溢れてて普通にエンタメとしてやばいな、と。

 

すっかりハードオフビーツの虜になってしまった鮭とばなのでした。

 

HARD-OFF BEATS・ハイライト

本当は全部紹介したいのですが、ここまで読んでいただける読者なんてほんのわずかだと思うので、各回の個人的ベストテイクを紹介します。

 

 

HARD-OFF BEATS 2017春の陣 東京発着編

レギュレーション

・乱数の目に応じて全国のハードオフに行く(今回は長野・三重・東京だった)

・店舗ごとにサイコロを振り、出た目に応じて現金支給

・買ったレコードのみで作曲

・作曲制限時間は1時間


HARD-OFF BEATS 2017春の陣 東京発着編 第5話「制作編 tofubeats」/ HARD-OFF BEATS Spring Campaign Ver.Tokyo #5

前回から6年後、キャリアを積んでスタジオも立派なところで撮影できるように。

この回は道中の下りもおもろいので是非。パーゴルさんかわいい。

制限時間1時間にも関わらず、曲自体も前回と比べてさらにクオリティーが上がっている。

カットアップを多用していて、どこかfuture funkやVaporwaveを感じる。

DTMうま夫。

 

 

HARD-OFF BEATS 2017春の陣 大阪発着編

レギュレーション

・所持金は全員一律1000円+税

・サイコロを振り、出た目の関西のハードオフ2店舗を回る

・買ったレコードのみで作曲

・作曲制限時間は1時間


HARD-OFF BEATS 2017春の陣 大阪発着編 第5話「制作編 パソコン音楽クラブ」

今やポケモンのEDも務めるようになったパ音の二人が主役。この頃の舎弟感すごいな…

ガヤに本人らも混ざることで、さらに賑やかに

柴田くんがライブ中に鉛筆削る話が面白すぎる。黄金の回転エネルギーはグルーヴにも効くらしい。

結構tips的な話も参考にしてます。キックの処理とかまさにこんな感じで作ったり。

 

 

HARD-OFF BEATS 2018 ビデオレター編

レギュレーション

・個々に撮影したビデオレターを撮り、後日ガヤ入れ

・所持金は全員一律1000円+税

・買ったレコードのみで作曲

・作曲制限時間は1時間


HARD-OFF BEATS 2018 ビデオレター編 「VaVa」

初回のハードオフビーツがきっかけで、tofubeatsにリプを送ったりしてビートメイカーの道に進んだVaVa。

この動画を観てからVirtual Luv feat. tofubeatsを聴くとアツい気持ちになる。

すごくサクサク制作が進んでいって観ているのが楽しい。

レコードノイズをフィルに使うとか発想がすごいな…

ソロもめちゃかっこいいのでイチ押しです。

 

 

実際に曲を作ってみた

観てるとやりたくなるじゃないですか。

んでやってみたんですよ。

流石に制限時間は1時間とはいかなかったですが、できたものがこれです。


Namewave鮭とば - 僕は120秒

 

まあムズかったわ。

曲にはなるんだけど、かっこいい曲にはならないんだよね…

でもなんとなくメソッドみたいなものは掴めたので、基本このスタイルでいきたいなって思ってます。

 

まとめとして、筆者が勝手に敷居が高いものだと思っていた作曲・サンプリングも、一度やり出せば飲まず食わずでのめり込めるものなんだなあと。

 

 

 

 

 

 

ここでわざわざ紹介したのも、是非読者のみんなにやってみて欲しいからなんです。

楽器が弾けるならその経験をサンプリングに活かせると思うし、楽器が弾けないなら弾ける人が思い付かないようなフレーズを作れると思う。

 

以上、無料のDAWでもできる範囲内の遊びだと思うので、みんなもサンプリング始めてみませんかって話でした。

 

環境音を楽曲に取り入れるのに興味を持ってるフシがあるので、近々在宅の二人にもやらせようと思います。

TSUTAYA5枚で1000円縛りで作るとか良さそうだなあ。

ハンデつけて俺1000円、彼ら2000円とかでやらせますね。