「ギターを始めた話」について

毎日コラム生活も6日目。どうも毎日オムライス堀内です。

 

コロナ自粛もかなり緩んで来ていますが、皆さんご機嫌いかがだろうか。

私はそろそろ会話しなさ過ぎて、会話の仕方がこれであっているか?と不安を感じている(元から)

 

さて、今回は完全に自分語りをしたいと思う。

いわゆる自己開示欲の発散である。

質問箱の蓋を開けっ放しなのである。

 

それでは行ってみよう~

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今回お話ししたいのは

 

私が「なぜギターを始めて、なぜロックを聴くようになったか」である。

 

この話を何人かに実際話した事もあるが、まじまじ話したこともない気がするので、原点回帰の意味も込めてここで話したいと思う。

 

 

 

 

 


さかのぼること12年前、当時の私は14歳中学2年生である。

 

 

 

今でこそ陰の者になっているが、当時の私はイケイケだった。

 

 

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※イラストはイメージです

 

(実際イケイケというのは、ただのスポーツマンだったという意味である。)

 

 

小学生のころから運動は好きだし、得意でもあった。(肩を使うスポーツは除く)
当時テニスと陸上部をやっていて、かなりのめりこんでいた。
部活のために学校に行っているまであった。

部活が終われば、帰宅してすぐ小学校へ向かい壁打ちをし、土日も友人とテニスをしていた。

それだけ打ち込んでいたためか、まあまあの強さのテニス少年になれた。

 

 

しかし、ある日を境に私は日に日にテニスが下手になっていったのである。
そう、ギターを手にしたあの日だ。

 

 

 

 

 

時は少しさかのぼり、13歳のある日のことである。

 

私はそもそも音楽などほとんど聞かず、私の世界は親が好んでいたミスチルと、Mステで見て何となく好きになったORANGERANGEKAT-TUNくらいであった。

 

そんなある日、私は親が見ていたミスチルのDVDから聞いたことのないミスチルの曲を聞いた。

 

とてつもなくかっこよかったのだ。

 

ここで初めてロックの扉が開くのであった。

 

下記の動画だ(全体は長い動画ですが、その曲の部分のみ再生されるようにしているので是非聞いてみてほしい)

 

 

 

 

僕「あれ、ミスチルこんな曲あったっけ?」

母「ピロウズってバンドのストレンジカメレオンって曲だってー」

僕「はえー(YOUTUBEピロウズと検索)」

 

 

たくさん曲が出てきたが、なんとなく気になった題名の物を開いた。

 

「バビロン天使の詩」である。

(当時もこのときのライブ映像をみたが、今でもベストアクトだと思う)

 

 

 

 

 

 

な、なんだこれは!?

ださいギターフレーズにとりわけかっこいいような曲ではない。。。

 

しかしなんだこれは。。。初恋より胸が苦しい。。。ギター弾きながら歌っているこいつはなんだ。。。かっこよすぎる。。。なんだこれは。。。

 

 

この曲、このライブ映像をはじめに見ていなかったら、おそらく私はギターも始めていなければ、音楽もKAT-TUNしか聞かない26歳になっていたかもしれない。

 

 

と、ここで完全にロックに目覚めた私は、ツタヤで何十枚とある彼らのアルバムを借りた。

さらに、どうしてもライブDVDが欲しい私は、テストでいい成績を取ったら買うという母親に感謝を告げ猛勉強をし学年5位だった記憶がある。(このとき学力を使い果たし大学受験は失敗する)

 

普通ならこの人みたいにかっこいいギターを弾きたい!とギターを始めるのが方が多いのではなかろうか?

しかし、自分の場合は少しそれと違う動機でギターを手に取った。

 

ピロウズ山中さわおに衝撃を受けた私のギターを始めるきっかけは

 

 

 

「この人みたいに自分だけの曲を作って、自分の世界を表現したい」

 

 

 

なのだ。

 

もちろん山中さわおに憧れはあったので、彼のようなギターボーカルになりたいと思って始めたのもある。

 

 

そう、私のギターの原点は難しいフレーズを弾くのに憧れたわけでも、カッコよくギターを弾く楽しさを味わいたいわけでもないのだ。

 

「曲を作りたい」

 

これが原点なのである。

 

私とバンドを組んだ人ならなんとなく分かるかもしれないが、バンドのコピーの時、ギターフレーズが原曲とちがくね?と感じる部分があったと思う(ごめんなさい)。

 

実はこれも、自分の中での音楽に対しての考え方から来ているものだと思う。

 

バンドというのは曲(ここでいうと主旋律の部分)があって、それをメンバーの感性でアレンジ(編曲)するものだ!というものが昔から頭に染み付いている。

(もちろん完コピしたうえでアレンジするのがベストであるので、言い訳にすぎない)

 

 

 

アドリブに聞こえてたかもしれないフレーズも、実はちゃんと毎回決まったフレーズだったりする。ちゃんと考えていたりするのである。

耳コピが面倒で自分で作ってしまう場合も多々あったが。。。)

 

 

 

つまり何が言いたいかというと、私の考える曲とはイヤホンから聞こえる編曲された完成形を指すわけではなく、すごい極端に言うと編曲される前の歌メロをイメージすることが多いのだ。

 

 

これが私の完コピに拘りがなかった理由のひとつだ。

(そもそもそんなうまくないので完コピできないものもあった。)

 

 

 

さて、

 

 

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かつてから、鼻歌を歌いながらギターを弾いたり、適当なコードストロークを録音しそれに合わせて適当にギターを弾くのが好きだった。

これが私のギターの遊び方だ。

 

逆を言えば、私がギターをうまくならない理由はこれだとも思う。

 

弾けないフレーズを練習することなど殆どしなかった。

 

というよりも、私の頭では難しくかっこいいフレーズなど出てこないので、成長することも、する必要もなかったように思う。

 

もちろん表現するためにスキルは必要だ。

しかしそれはやりたいことを実現する手段に過ぎないと思っている。(日常生活でも感じる)

使う時が来たら習得すればよいと私は考えていた。

 

そんな、自分の世界に没頭していた私だが、

 

高校→浪人→大学とだんだん原点を見失いがちになっていった。

 

とはいえ、高校の時も大学の時もオリジナル曲をやるバンドはやっていた。

高校の時は、他校の友人たちと「hammock stripe 」という今思うとかなりセンスの良いバンド名で活動していた。

 

思い返してもかつて作った曲は、中学時代ため込んだすべてをぶつけたので、拙いが良い曲が多いと思っている。

機会があればセルフカバーしたいと思う。

 

浪人時代、ここから私の高校2年生が始まる。

 

 

大学時代、たくさんコピーバンドを組んでいた。

楽しかったが、原点を完全に見失っていた時期でもある。

 

 

今、一人暮らしになり、所属するコミュニティもない、いわばギターを始めた中学生のあの頃と同じ状況だ。

 

 

 

しかし10年以上経ち、

知識もなく物もなかった当時と違い宅録もできる

オリジナル曲を意欲的に作ろうというこのバンド(グループか)も組めた

個人で曲を作り形にすることもできるようになった

ネットで気軽に作った曲も公開できる

 

そうだ、私は今本来やりたかったことを謳歌できる環境がそろっているのだ。

 

再度いうが、そうはいっても学生時代も部活サークルは楽しくてやっていたので、あの日々はなくてはならないものである。

 

 

もともとやらない後悔よりやる後悔マンだが、最近特にそれを強く感じる。

 

歳を取るほど、「あの時ああしとけばよかったなぁー」が増える。

高所恐怖症でない私も、積み重なった「あの時ああしとけばよかったなぁー」の上に立つとこれ以上は危険だと感じているのだろう。

 

なので、とにかくやりたいことはやりつくそうと思う。

 

 

音楽はいつでもできるが、今この時このメンバーで曲を作ることは今しかできない。

 

未来の自分が、日常に退屈を覚えたり迷ったりしたらこの記事を見返すよう伝えたいと思う。

 

そうだ、私は

 

 

 

「曲を作るためにギターを弾いている」

 

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おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

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あとがき

 

とてもくさい文章を書いてしまったので、おそらく黒歴史になりもう見返すことはないだろう。

 

ここからは余談.

 

当時中1の私の周りはロックすら誰も聞いていなかった。

たまにバンプを聞く人がいたくらいだ。だが、このバンドいいよね!みたいな今では当たり前のロックバンドの話をする相手はいなかった。

 

周りはEXILEや嵐ばかり聞いていた気がする。

だれにもピロウズ、その他当時好きだったdoa等を理解してもらえなかったのを覚えている。

故に性格がひねくれてしまった気がする。

※なんとなく、鮭とば君も同じ匂いがする。

 

そんな日々も懐かしいが、今はとても楽しい。とても気の合う友にも恵まれた、音楽の話ができる友人がたくさんいる。

 

ギターを続けていなかったら今の環境には立てていない。

継続は大事だなぁ~続けると何かしら形になるんだから。

 

そしてこのコラムもそうであると信じたい

 

結論

 

長生きはしてみるものである(26歳男性)